他のRPGによくある属性と一緒で、「火炎属性に弱いとダメージが増える」、というようなものである。だが、他のRPGと決定的に違うのは、属性の種類が豊富なのと、無視できないほどにゲームバランスに関わっているというところだろう。
相性は全部で14種類存在する。
攻撃魔法は大抵この4つの相性に属している。前者3つを「温度系相性(魔法)」なんて読んだりもする。衝撃は少々特殊で、衝撃に耐性を持つ敵が少ないという点が挙げられる。
氷結と電撃はダメージを与えた場合、一定確率で氷結または感電という、そのターンの間は動けなくなってしまう状態異常にすることがある。
最重要相性。破魔も呪殺も耐性が無い場合は問答無用で即死してしまう相性だ。人間のキャラはデフォルトで破魔相性は効かないが、呪殺は普通に効くので、例え主人公と言えども呪殺耐性が無い場合は、ザコ敵の放った呪殺相性魔法で即死>ゲームオーバーになってしまう。
ダーク悪魔は破魔に耐性が無いのが多かったり、天使は呪殺に弱かったりと、ある程度の傾向が見られる。
ステータス異常に関する相性。
上記のように対応しており、精神が無効なら、一部特殊な例外を除き、睡眠と高揚には絶対にかからない。逆に言えば耐性が無い限り対応した状態異常にかかってしまうということなので、できるだけ意識して耐性をつけていきたい相性。
物理攻撃に関する相性。人間の通常攻撃の相性は斬撃で、悪魔の通常攻撃の相性は打撃となる。斬撃無効なんて悪魔がいたら、人間は通常攻撃でダメージを与えられないが、悪魔なら通常攻撃でダメージを与えることが出来る。
中には物理攻撃全てを反射するなどといった悪魔もいるので、注意が必要。
少々特殊な相性。この相性の耐性を持つことは不可能であり、例えボスであろうとも100%の威力を発揮する相性。物理も魔法も全て反射するようなとんでもない悪魔でもこれだけは有効となる。
ダメージが文字通り軽減か倍増される。
文字通り無効化。何事もなかったかのように済ませられる。
受けるはずのダメージを攻撃者へ返す。もし攻撃者がこの相性を無効・反射・吸収のいずれかである場合は無効となる。
受けるはずのダメージ分HPが回復する。
例えば打撃に弱い状態でテトラカーンなどで物理反射状態になった場合、反射するダメージは2倍になったりはせず、あくまで耐性が全くない状態で受けるはずのダメージをそのまま返す。