PS版に合わせて調整されたデビルサマナー ソウルハッカーズのすべて。の割にはPS版の追加要素に関してあまり突っ込んだ内容が記載されていない
下で紹介している「すべて」同様、データに関してはほぼ完璧に掲載されている。PS版のウリであるエクストラダンジョンのマップとそこにいるボスのデータも完璧だ。
「すべて」との違いは、悪魔の解説などをページとしてちゃんと設けたため、普通に見やすいレイアウトになっている。特技やアイテムの逆引き、出身地毎の悪魔解説、ゲーム内設定に対する開発者のコメントなども。
セガサターン用としては最後の攻略本。最後だけあってデータの出し惜しみをしておらず、これ1冊でハッカーズをある程度網羅できるようになっている。下の公式ガイドブックと比べると、データが充実している反面、シナリオ部分の攻略はかなり手抜きになっている。
特長的なのは金子一馬のイラスト付きで登場人物・悪魔・アイテムなどに解説がついている点。悪魔のイラスト等が細かいところまで見えるのは嬉しいが、この解説欄は全ページに渡り、ページの下3分の1を占有してしまっているため、どうしてもデータ部分が窮屈に感じられてしまう。それでもハッカーズファンは必携の1冊。Revisionと合わせて所持したい。
なお、カバーを外すとボス悪魔全員集合イラストが現れる。
SS版ソウルハッカーズが発売されてから出版された2冊目の攻略本。規制時期な為、秘神・珍獣・英雄・猛将・ボスに関するデータは未公開。シナリオはアルゴン本社まで攻略、それ以降はラストダンジョンまでをマップのみ掲載。
攻略部分では、JK・VOICEが担当しているだけあって質の高い攻略記事が載っている。上記2冊はシナリオ部分がマップしか価値が無いので、攻略目的ならこの本を選ぶといいだろう。
他との違いは、悪魔相性の数値データ、全悪魔の剣合体時の能力、カーン・カジャ所持悪魔レシピ、ダンジョンの階層別悪魔出現率、ダーク悪魔オンリーのプレイ記、開発者対談など。
未所持の為ノーコメント。ただ、発売に合わせて発刊されたものなので、内容は薄いと思われる。
攻略本に誤植は付き物だが、これらの本に関しては結構致命的な場所で誤植をしてしまっている場所がある。そこで、誤植はベルベットルーム内の告発者の日記で確認してほしい。