STAGE 5-3 SYEHAKIM

『Origin』

マップ開始前

アヤ:
すっごい静かだねっ。

ナオキ:
なんてゆーのかな、こう、生活感がないというか、誰も住んでいないような感じだよね。

カオル:
ある意味で原始的ともいえるな。

トモハル:
この、アムネジアってのは一体何なんだ? 住んでるヤツはミョーだけど、人間っぽいし・・・。

アヤ:
そーそー、あれ悪魔じゃないよねっ。

カレン:
それに、向こうはこちらのことを知っているようだったわね。

オギワラ:
先方は、こちらのことを何もかも知っているようにも見える・・・。

ナオキ:
ベイツも、そこまでは教えてくれなかったしな。

アドバイザー

サバス、シェハキム、マホン、シャマイム、ラキア、アラボト、ゼブル、エデン・・・。アムネジアはこの8つのエリアから構成されている。ゼブルとエデンは代行者4人のうち2人がいる所。その場所へは限られた者しか行けないという。また、ラキア、アラボトは大半の者には場所さえも確認することはできない。そこを発見できるかどうかはキミたちのやり方次第で決まるだろう。

マップクリア(Nルート以外)

ナオキ:
なー、カレン。

カレン:
どうしたの?

ナオキ:
オレたちさー、自分たちの時代から悪魔を追い出そうと思って戦ってるうちに、ここまで来ちまった・・・。オギワラはイヤなヤツだと思ってたけど・・・、倒して始めてオレたちの時代に来たのは自分のためなんかじゃなかったことを知った。そして、彼の願いを聞いてオレたちの未来を救うためにメガロポリスに乗り込んだ。そこまでは良かったと思うんだ・・・。

けど、いまはこんな聞いたこともないような異世界にまで手をのばしちまってる。オレ一人だったらいい。オヤジの責任だから・・・。でも、みんなを巻き込んで、しかも、いつ帰れるかどうかもわからないんだぜ・・・。本当に、これで良かったんだろうか?

カレン:
確かにね。こんな環境に、しかも、自分の意思に関わらず投げ出されたら・・・。きっと、あなたじゃなくても悩むはずよ。でもね、あまり悩むのは良くないわ。ナオキらしくないでしょっ。みんながあなたを信頼してる。カオルくんも、重要なところではあなたの決断を大事にしてる。本人だけが気付いてないかも知れないけれど、今のあなたは、みんなのリーダーなんだから。大丈夫、あなたならきっと、きっと、うまくやれるはずよ。私も信じてる・・・。

ナオキ:
カレン・・・。ありがとう・・・・・。なんか、ふっきれたよ。オレがリーダーなんてすっごい、おこがましいけど。みんなのためだと思えば、やれないこともない気がする。それにしてもさ、すごいよな、カレンって。

カレン:
どうして?

ナオキ:
だって、おちついてるじゃん。

カレン:
そんなことないわ。それに、あなたたちみんな結構、太い神経してるわよ。

ナオキ:
確かに、そうかもしれないね。

マップクリア(Nルート)

ナオキ:
なあ、オギワラ・・・。

オギワラ:
どうかしたのか?

ナオキ:
オレたちは、何をしてるんだろうか?

オギワラ:
むずかしい問いだな・・・。だが、キミが悩んでいる理由は分からんでもない。我々は世界のために戦ってきた。これは事実だ。ただし、我々の世界の外にも別な世界があった。その世界との繋がりを断ち切って、つまり、干渉を排除して我々の世界の腐った部分を無くす・・・。果たして、そのためにこの地を戦場にしてよいのか、ここの住人を巻き込んでもよいのか・・・。だろう?

ナオキ:
ああ、その通りだ。

オギワラ:
私は・・・、それで構わないのだと思う。すべての者を満足させることは不可能だ。ならば、出来る範囲の中でより良いものを選ぶべきだ。この地での戦いが避けられないとしても。少なくとも、それによって救われる者がいるのだ。結果的により多くのものが、救われると言うなら・・・、それでよい。そう思うのだが。どうだろうか?

ナオキ:
そうかもしれないな。すべてが都合のいいようになるなんて、ムシがよすぎると言うよりうぬぼれすぎかもしれない。分かったよ。いま、やれることをしよう。それにしてもオギワラ、あんたって人もたいしたもんだな。これだけの状況下でも、変わらぬポリシーを持ちつづけることが出来る。

オギワラ:
いや、私は単に頭が固いだけなのかも知れんよ。

ボス(N-LL-CD)
突入時

ウリエル:
キミたちか・・・、カマエルが連れてきたと言うのは。

撃破

ウリエル:
さあ、もう行くがいい。

ボス(LD-CL)
突入時

チェルノボーグ:
オマエたちがアクシズの住人か。捻り潰してやる。

撃破

チェルノボーグ:
ぬかったわ!