STAGE 1-1 SHIBUYA

『渋谷解放作戦』

マップ開始前

新宿に拠点を構えるカオルたちは、まず足場を固める意味から周辺都市の解放を開始した。南下策をとった彼らは今、ここ渋谷に来ていた。

カオル:
今回は、渋谷の解放が目的だ。ナオキはまだ単独行動は危険だ。オレかトモハルについて戦った方がいい。

トモハル:
ま、いざとなったらオレのボウガンで後ろから助けてやるから安心しな。

ナオキ:
わかった。無理はしないよ。

トモハル:
知ってるか? ナオキ。カオルは強いぜ。マジで。特に怒るとな。

ナオキ:
そんなに?

トモハル:
ああ、一年前の“あの日”オレは妹をさがしてた。それで、突然現れた悪魔に囲まれて、もうダメかと思ったそのときに、アイツに助けられたんだ。

オレは・・・できればアイツの、カオルの役に立ちたいと思ってる。だから、危険は分かってんだが戦ってる。妹をさがすにも都合いいしな。まあ今はカオルの側で戦ってれば大丈夫だよ。ナオキはどうして戦うんだ?

ナオキ:
オレの親は科学者だったんだ。オヤジもオフクロも。けど、“あの日”ラボで起きた事故で死んじまったらしい。らしいというのは、自分の目で確認した訳じゃ無いからなんだけどね。何か信じられないじゃん。手掛かりも欲しいしさ、だから戦おうと思ったんだ。

トモハル:
そうか・・・両親、生きてるといいな。しっかし、渋谷もずいぶんと寂しくなったなあ。ほとんど人がいねぇ。これじゃイケナイよな。

アドバイザー

あんた、パルチザンだね? これでやっと渋谷も助かるんだな・・・。だけど、あんたたちの拠点を悪魔にとられないように気を付けてくれよな。せっかく来てくれてもそれじゃ何の意味もないぜ。あんたたちがたよりなんだ。がんばってくれよっ!

マップクリア

カオル:
ナオキ、少しは戦いになれたか? その様子なら結構いけそうだな。よし! ラボに行くか。話はトモハルから聞いてる。ナオキの両親がいたそのラボに、オレたちで行こうぜ。どうした? そんなに驚くなよ。

ナオキ:
ありがとう・・・二人とも。本当に。