EVENT
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ナオキ:
キミは、あの時の・・・。カレン:
待っていたわ。あなたがここへ来るのを。さあ、あなたたちを元の時代に帰してあげるわ。ナオキ:
キミはいったい・・・。カレン:
・・・・・そうね、1度“時間の輪”を越えてきてしまったあなたたちには、本当の事を教えてあげてもいいわね。アヤ:
“時間の輪”・・・?カレン:
そう、あなたたちは、本来いるはずの無い時代に来てしまった。正常な時間の流れから逸脱してしまっているの。あなたたちのような存在を、イントルーダーと呼ぶのよ。トモハル:
イントローラー?カレン:
コホン・・・。そして、あのオギワラもイントルーダーなのよ。カオル:
ヤツを知っているのか?カレン:
オギワラは、2052年の世界の人間なの。彼は、ある目的のために、あなたたちの時代~1996年にイントルード(超時間侵入)した・・・。その本当の理由は分からない。ただ、彼は再び1995年にイントルードしたわ・・・。そして今回の彼の目的は・・・ナオキ、あなたの御両親の存在を消すためよ。ナオキ:
どういうことだ! なんで、オギワラがオヤジたちの命を狙う!カレン:
それは・・・本人の口から聞くべきね。父:
ナオキ・・・ナオキ:
オ、オヤジ・・・オフクロも、生きてたのかよ!母:
ナオキごめんね私たちの勝手で・・・ナオキ:
言い訳なんか聞きたくねー。カオル:
ナオキ!父:
オマエが、許してくれないのは分かっている・・・。だから父として、許しを乞おうとは思わない。ただ、これだけは聞いてくれ。私たちは、このラボでFASSという超時間転送を行うためのシステムの研究を行っていた。そして、ある日開発中のイレギュラーで、偶然にもオマエの持っている“DIO”を作り出してしまったのだ。
政府は“DIO”に、非常に興味を示した・・・。軍事利用への可能性に・・・私たちが拒否したところでどうしようもない。代わりの者が開発を続行するだろう。そこで、爆発事故に見せかけて未完成のFASSで、“DIO”のメインプログラムごと脱出を試みたのだ。オギワラという人間の狙いも“DIO”であろう・・・。
トモハル:
ところで、あんたは何者なのさ? 制服のおねーちゃんよ?カレン:
私・・・? 私は、オギワラのようなイントルーダーが引き起こそうとする、パラドックスから時間の流れを守ることを任務とする、Timeparadox-Warning-Operation.通称~TWO~の一員で、AD2654年からここに派遣されているのよっ。どう? 分かった? トモハルくん?トモハル:
に、にせんろっぴゃくー?! なんちゅー時代から来とるんじゃ。アヤ:
うわー、カッコイー!カレン:
私の話はこの辺にして、早くしないと、取り返しの付かないことになるわよ!あなたたちを1995年に戻すから、さあ、急いで! 1995年の武内博士を、オギワラから守ってあげて!AD1995
TOKYO