STAGE 3-5 KORAKUEN

『PREHISTORY』

マップ開始前

敵の本営を目指しているナオキたちは、戦力不足のまま直接品川へ向かうのを避け、ゲリラ的な活動によって敵の占領部隊を一つ一つ潰していくという戦略をとった。大きく迂回を続ける彼らは、ようやく後楽園周辺にまで歩みを進めていた。

トモハル:
そういえばさー、実は、まだパルチザンを結成する前の年なんだよな、今って。

カオル:
ああ、オレたちもまだ出会ってない頃だ。

トモハル:
そう考えるとなんかスゲー不思議だな。

アドバイザー

悪魔の使う変な力・・・魔法って言ったらいいのかな? あれ、怖いね。いくら体力をつけたって、あの攻撃を受けたらひとたまりもないわ。もっと知恵を身につければ防ぎようもあるんだけど・・・。

マップクリア

カオル:
なんでナオキは、両親の消息を気にしてたのに、せっかく会えたときにあんなキツイ態度をだったんだ?

ナオキ:
オレの親って、科学者だろ。物心付いてからほとんどラボにいて帰っちゃこないんだ。しょーじき言って結構ムカついてた。生きてて嬉しかったけどそれを素直に言えなかった。

カオル:
そうだったのか・・・。だけど良かったな。両親、生きてて、生きてる間に理解し会えて。

ナオキ:
カオル・・・。

カオル:
いや、すまん・・・。オレの両親は、小学生の時に離婚しちまっててな・・・。母親はどこにいるのか、生きてるのかも知らないんだ。オレは父方に引き取られてな、父親はいい加減な男で、子供の面倒なんか見ずに酒とギャンブルばかりだった。悪魔の占領後、悪魔と取引するとか言って出てったきりで2度と戻ってこなかった。死んだって噂を聞いただけだ。だから、オマエを見てたら少しうらやましくなってな。

トモハル:
知らなかった・・・。カオルにそんな過去があったなんて・・・。それで、こんなにしっかりしてんのか。

アヤ:
そう考えると、ウチは恵まれてんだねー、アニキ! これで、長男がまともに育っててくれてればねぇ。

トモハル:
オマエにゃ言われたくねーぞ。