STAGE 3-8 SHIBAURA

『レインボーブリッジ攻防戦』

マップ開始前

カオルの提案した作戦を成功させるには、芝浦への上陸をなんとしても成功させなくてはならない。ナオキたちは作戦の成否をかけて、今、戦略上の要衝であるレインボーブリッジの突破にかかっていた。

ナオキ:
とりあえず陽動には成功したみたいだけどどうなのかなぁ。

カオル:
いや、やはり敵もいつかは陽動に気付いてこちらに増援をよこすだろう。早く橋を渡りきらないとまずいことになる。

トモハル:
じゃ橋の突破にてこずってる訳にはいかないんだな。

アヤ:
アヤはこの橋、けっこー気に入ってたんだけどなー。

ナオキ:
実はオレ、高いとこ苦手。

アヤ:
高所恐怖症なの? ナオキクンって。うっそー、記憶喪失で、高所恐怖症なんておわってるねっ。

ナオキ:
へっ、やっぱりな。なんとかと、ケムリは高いところが好きだって言うもんな。

アヤ:
なによー。

ナオキ:
あんだよー。

カオル:
やめんか、二人ともっ!

トモハル:
いいじゃん、やらしとけ、やらしとけ。

アドバイザー

あの外道っていう悪魔のなき声って、ただのなき声なのかしら? それとも、ちゃんとした言葉になってるのかな?

マップクリア

ナオキ:
うまくいったな。

トモハル:
やっと、品川に行けるぜ。思ったより、長かったな。

カオル:
作戦とは言え、ずいぶん遠回りしてきたからな。

アヤ:
でも、オギワラってひとさー、アヤたちがここまで来たことも、きっと知ってるんだよねぇ? それでも戦うのかなぁ?

カオル:
オレはヤツに大きな借りがあるからな・・・。

トモハル:
オレだってそうだ。アイツに負けたのはすんげームカつくぜ。

ナオキ:
・・・・・

アヤ:
やだなっ。そんなことまだ言ってるのって。

トモハル:
そんなこと言ったって、しょーがねーだろーが。こればっかりはキッチリかたつけねーと。なあ? ナオキ。

ナオキ:
オレは・・・、アヤの言う通りだと思う。トモハルやカオルの気持ちもよくわかる。オレだってそう思うときもあるさ。だけど、オレたちはやっぱり仕返しするだけのために戦ってる訳じゃないだろっ? だから、アヤの気持ちを大切にしなくちゃいけないと思うんだ。

カオル:
悪かったな、アヤ。確かにナオキの言う通りだ。

トモハル:
覚えとくよっ。今の話。

アヤ:
うんっ!